蝉丸
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蝉丸
蝉丸
〔010〕
これやこの ゆくもかへるも わかれては
しるもしらぬも あふさかのせき
〔解説〕
これがまあ、東へ行く人も都へ帰る人も別れ別れてそれぞれ行く道を辿り、知った人も知らない人もここで出会うという逢坂の関なのだなあ。
〔作者〕蝉丸
平安朝初期の人。「今昔物語」巻二十四に宇多天皇の皇子敦実親王の雑色で、のち逢坂山に住んだと記されている。盲目で和歌と琵琶の名手であった。
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