藤原敏行朝臣

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藤原敏行朝臣

藤原敏行朝臣


〔018〕
すみのえの きしによるなみ よるさへや
ゆめのかよひぢ ひとめよくらむ

〔解説〕
住の江の岸に寄る波のそのよるではないが、夜までも、夢の中の女のところへ通って行く道でさえ、どうしてこうも人目をはばかり避けるのであろうかなあ。

〔作者〕藤原敏行朝臣

清和、陽成、光孝、宇多、醍醐の五朝に仕えた。三十六歌仙の一人。書道の達人でもあり、空海にならぶとさえいわれている陸奥出羽の按察使富士麻呂の子(?〜902年)

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