大江千里

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〔023〕
つきみれば ちぢにものこそ かなしけれ
わがみひとつの あきにはあらねど

〔解説〕
月をながめていると、いろいろさまざまに物悲しいことである。自分ひとりだけの秋ではないのだけれど。

〔作者〕大江千里

宇多天皇の頃の人。大江音人の子。元慶三年兵部大丞となった。叔父に在原業平、行平がある。博学能文の儒者として知られその師菅原是善と「貞観格式」を共撰した。

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