藤原實方朝臣

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藤原實方朝臣

藤原實方朝臣


〔051〕
かくとだに えやはいぶきの さしもぐさ
さしもしらじな もゆるおもひを

〔解説〕
こんなにまであなたを思っているということさえ、私は打ち明けて言うことができずにいるのですから、まして伊吹山のさしも草ではないが、こんなに燃えさかっている私の思いをあなたは、よもやご存じないでしょうね。

〔作者〕藤原實方朝臣

通称実方の中将。左大臣師尹の孫。長徳元年(995年)殿上にて頭中将行行政と争い、一条天皇の勘気にふれ、陸奥守に任ぜられその地で没。(?〜998年)

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