三條院

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三條院

三條院


〔068〕
こころにも あらでうきよに ながらへば
こひしかるべき よはのつきかな

〔解説〕
もはやこの世に生きながらえたい望みもないが、意に反して憂き世に生きながえているならば、さぞかし恋しく思われそうな今夜の月であるなあ。

〔作者〕三條院

後冷泉天皇の第二皇子で、御名は居貞、御母は藤原兼家の女、超子。寛弘八年(1011年)即位して第六十七代の天皇となられたが、在位六年にして、東宮敦成親王に譲位。(976〜1017年)

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