道因法師
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道因法師
道因法師
〔〔82〕〕
おもひわび さてもいのちは あるものを
うきにたへぬは なみだなりけり
〔解説〕
思う人に逢えないで、こんなに思い煩っていても、それでも命だけはどうにかあるのに、このつらさに堪えかねるのは涙で、後からあとから、こぼれ落ちることであるよ。
〔作者〕道因法師
藤原敦頼のこと。崇徳天皇に仕えて従五位下右馬助になったが、出家して延暦寺にはいり、大法師とよばれた。住吉明神に月詣をして、秀歌を詠ませ給えと祈った話は有名である。(?〜1183年)
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