前大僧正慈圓
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前大僧正慈圓
前大僧正慈圓
〔〔95〕〕
おほけなく うきよのたみに おほふかな
わがたつそまに すみぞめのそで
〔解説〕
身のほどにすぎたことではあるが、この浮世の人々の無事平安を祈ることである。この比叡山にはいって住み、墨染の袖を万民におおいかぶせて。
〔作者〕前大僧正慈圓
(76)の藤原忠通の第六子で、基房、兼実の弟。十一才で延暦寺座主覚快法親王の弟子となり、建久三年(1192年)三十八才で天台宗座主となった。(1155〜1225年)
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